姫騎士開発記録その2
久しぶりに更新。
今回は当初の企画。
中世ファンタジーと言うのは当初から決まっていました。
以下、原案です。
※これから先はネタバレを含んでいるので、HEROIC DARK -ヒロイックダーク- を【クリアされた方】、【もうクリアをする気がない方】は引き続きご覧下さい。(謎
【タイトル】
HEROIC DARK
- ヒロイック ダーク-
中世ファンタジー
【時代背景・序章】
−100年前・・・
各地を圧倒的な軍事力で支配し続けていたバランドル帝国は
小国ローガン公国を攻め落とした。しかし、誇り高いローガンの民は最後まで服せず、
苛立つ帝国軍はローガンの民をとある場所へ幽閉し、
拷問・処刑を繰り返していた。その後、各地でバランドル帝国の悪政に反する軍が結成され、
バランドル帝国は崩壊するも、ローガンの民は僅かばかりの生存者を残し
戦死または行方不明となっている・・・。
−現代
人間同士の戦争という暗黒時代は終わり、
人々の世界には平和が訪れていた。
フィリア王国、第三王女 エリス・フィリア
女だてらに騎士に憧れる16歳。
多くの鍛錬と未熟な経験を持つ姫であり騎士(見習い)。そんなエリスに”姫らしく”いて欲しい王は、騎士への憧れを強く反対する。
しかし、未だに功績がない事が、
騎士になる事許してくれないのだと思うエリスは、
王都周辺で国民を困らせる盗賊団を壊滅すれば王の見る目も変わるはず!と
一人、城を抜け出し、盗賊団のアジトという情報を頼りに
王都から離れた古ぼけた寺院へと乗り込むのであった・・・。
【舞台】
フィリア王国の王都の外れにある古ぼけた寺院
その寺院の奥に座する女神像の裏に階段があり、
バランドル帝国が作った監獄と繋がっている。監獄へ入ると、寺院へ戻る扉が閉じ出られなくなる。
エリスが探していた盗賊団はその処刑場を根城に使っていたが、
神官達が施した封印を破り、長年眠っていたバルデウスを蘇らせてしまった。処刑場は、帝国兵士の宿舎・監獄場・拷問場・処刑場・埋葬場・実験場・バルデウス専用階層などに分かれ、
後者へ行くほど階層が深くなり、より闇の濃い場所となっていく。
【地下1階 兵舎】
看守が出入りする玄関場所(兼盗賊達の隠れ家)
地獄か天国か左右に分かれる通路
監獄へ続く広間
睡眠を取る休憩室
看守達の唯一の憩いの場 食堂
武具が収容されていた間
セーブが出来る小部屋
各所の鍵が眠っていた管理室【地下2階 】
【登場キャラクター】
■エリス・フィリア
フィリア王国 第三王女。
明瞭快活なパワフルプリンセスだが、
思いやりと人を守りたい気持ちで溢れている。笑いながら巨大な剣を振り回す様は王国の騎士ですら恐怖を憶えている。
将来は騎士団長となる事が夢で、日々の鍛錬は欠かさない。
しかし、度々実戦の機会を王や家臣たちに奪われ、実戦経験は少ない。
第一、第二王女である姉達は姫として十分な振舞いと美麗な容姿をしており、
度々姉達と比較される事を嫌がっている。
■バルデウス(バンデル)・シュナウド卿
旧バランドル帝国 監獄長
ローガンの民を幽閉し、拷問と処刑を指示していた。
その凶悪さは帝国の兵士達にも恐れられている暗黒魔法に長けた騎士。
帝国が崩壊後、自分の命と引き換えに意志を残したまま死神化。その後、神官達により封印され、盗賊達が封印を解くまで眠り続けていた。
処刑場で死んだ霊を呪縛し操る事が出来る。■ジーナ
エリスが寺院に隠された処刑場で出遭う8歳ほどの少女の霊。
ローガンの民で、獄中で病死。
父親を探してさ迷っている。■エリック
ジーナの父親。
ローガン公国 騎士団長。ジーナと共に獄中へ入れられる。
ジーナとの最後別れも出来ずに処刑される。
その処刑が執行される前に、ジーナは病死していた。帝国への怒りも強く、処刑場へ入った”武器を持つ者”を
帝国の兵士だと思い、襲い掛かってくる。
バルデウスにより操られている。■処刑場で蠢く者達 (ファントム)
バルデウスの暗黒魔法と彷徨う霊によって生み出された者達。
男性や女性などの姿を一部残している。・レヴナント(片腕)
・レヴナント(両腕)
腐敗した死体に宿り、片腕・または両腕に剣が刺さっており、
振り回して侵入者を無残な姿に変えてしまう。・グリード
大きな口で相手の肉を削いで食べる二足歩行のファントム
突進とジャンプで相手を追い詰め、長い尻尾で相手を打つ。
そして、強靭なアゴで相手の肉を千切る。・バンシー
大きな瞳を持ち蝶の羽を持つファントム。
大きな羽で空中を飛びまわり、
距離を置きつつ瞳から発する魔法で相手を倒す。・ヴェノム
クモ型のファントム。
少数で固まっている事が多く、多勢で侵入者を囲み攻撃してくる。・ヴェノムクイーン
ヴェノムを生み出す女王グモのファントム。
女性の顔を模した体と無数の足と、強靭なアゴを持つ。
ジャンプで遠方へ移動し、
毒の弾やクモの仕掛け等を使い、アゴで肉体を両断する。
ボスクラス。・ギロチンアクス
大きな斧で多くの者達の首を刎ねていた処刑人のファントム。
斧による連続攻撃、振り下ろし、連続振り回し。
ボスクラス。・ナイトメア
・ボーンコレクター
・ゲートキーパー
・デスイーター
この時点では【アニマ】の話は出ていません。
何故なら、この【アニマ】を話に入れたのは、10月に入り規模を大分小さくしないと完成は無理だと言う時に知恵を絞って入れたものです。(謎
元々アニマを題材に考えていたシナリオを姫騎士に持ってきただけなんですけどね…。(遠い目
原案と違う点は多いのですが、当初より規模を小さくしないと応募に間に合わない理由からです。
敵も結構バリエーションを考えていたのですが、モデルに時間がかかるし階層も減らしたので登場キャラは少なくなりました。
名称が変わって登場している敵もいますが…名前出てないしなぁ…。(謎
旧:ギロチンアクス → 現:ハントマン
続いてムービーシーンの原案。
当初はジーナの父親がオープニングとゲーム内に登場予定でした。
(op1再生)
(薄暗い密室)
(手足を縛られたような格好の甲冑を着た男と、眺める黒服の男)(甲冑の男)
はぁ・・・はぁ・・・
もう一度・・・娘に会わせてくれ・・・(黒服の男)
くっくっく
それは叶わぬことだ
永遠にな(甲冑の男)
くっ・・・(黒服の男)
さらばだ(顔を上げて叫ぶ甲冑の男)
ジーーーーーナ!!(黒服の男が手を上げると、甲冑の男の首が落ちる音が響く)
(フェードアウト)
(BGMオフ)
(寺院へと慎重に進んでいくエリス、寺院近くになり左右左と周辺を確認するエリス)
(険しい顔のエリス)賊のアジトと 聞いてやってきたけど
どうやら 見張りもいないみたい(賊が居る可能性が低くなり顔が通常に戻る)
(寺院をみるエリス、一通り視線を移して扉のある正面を向く)旧時代に建設した寺院らしいけど
こんな人気のない場所に建てるなんてね(寺院へと歩き出すエリス)
- 寺院内へ-
(左から右へ顔を動かし人の気配がないか探るエリス)
(エリスの主観で寺院を見る)ここにもいない・・・か
(急に何かに気付き、はっとして正面の祭壇を見るエリス)
(祭壇の上から下へカメラが動くと祭壇の下に血がべっとりついている)あれは・・・
(祭壇へ近づき、しゃがんで血を手でぬぐってみる)
血・・・ まだ新しい
(op2再生)
(立ち上がりながらも、手についた血をみつめたままのエリス)
(困惑した顔を浮かべるエリス)どうして こんな所に血が・・・
(すると祭壇が急に左へと動き、奥へ続く道が出る)
何?!
(突然の事で驚きの表情を浮かべるエリス)
(後ろや周辺を確認するエリス)
(そして、動いていった祭壇を見るエリス)・・・もしかしたら この奥に・・・?
(目を閉じて、少し考えにふけるも良い案が浮かばないエリス)
(険しい顔に変わり、奥へと歩き進むエリス)
(すると突然、祭壇は元の場所へと動き出し、エリスの背後を照らす光が失われていく)(はっと振り返ったときにはもう半分以上塞がっている)
(そして、祭壇は元の場所へ落ち着く)(祭壇を中心にタイトルロゴ→スタッフの表記、カメラはゆっくり静かに引いていく)
(ゆっくりフェードアウト)
- 寺院地下1階-
(うなだれて寺院から続く細い通路を降りてくるエリス)
(困惑した顔)どうしよう・・・
(後ろを振り返るエリス)
(※エリスの主観カメラでみせない)どうやっても 祭壇はうごきそうもないわ
(周辺を確認するエリス)
(主観カメラ)(前を向くエリス)
(冷静に状況を打開しようと顔は通常に戻る)こうなったら 先に出口がないか探しましょ
- ゲーム開始-
※この時点でライフは表示・カウントされない。
視点のチュートリアルと移動。
メニュー呼び出しで、視点と操作変更可能と説明。ちょっと進むと、セーブポイントとアイテムにカメラが向き、チュートリアル
セーブ方法とアイテムの取得とメニュー呼び出しでアイテムの使用の説明。他に調べる場所で、構造の解説。
ひんやりしている、最近、人が入った気配がある、血がついている、剣がおちている、
かなり昔に作られている。などなど1部屋先へ進むと、盗賊が倒れたまま何かに引っ張られながらも、助けを呼びながら奥へと消えていく
先へ進むと、盗賊が無残にも頭を潰されて死ぬ光景をみる
大きいボスとの戦闘チュートリアル。攻撃、ガード、回避、溜め攻撃。
ある程度、ボスのライフを減らすと帰っていく。
※戦闘チュートリアルが終わるとライフの表示とカウントが始まる。
ほぼ羅列です。(謎
オープニングはかなり変わりましたね。
この時点ではカメラワークはそんなに考えてませんでした。
オーソドックスな見下ろし型RPGだとカメラワークなんてものはないですからね
台詞回しだけ力を入れていれば良かったのに…
・総フレーム数
・台詞の表示文字数
・台詞の表示フレーム数
・カメラの視野角
・カメラの位置
・カメラの移動
・カメラの切り替え
・カメラの表示フレーム数
・モデルの移動
・モデルの動きの変更
・ライトの強さ
・エフェクト
・画面演出
・サウンド
と、コレだけの事をしないといけなくなったので、最初は手間取りました。
今は大抵の事ができます。それだけのツールを26℃たんが作ってくれたので。
HSPコンテストが終わり10日以上経過したのですが、
アイディアの点数が乏しいので、もうちょっとアイディアがあったんだ!的な事をね。
次回は書いていこうと思います。
まぁ、たいした事ではないんですけどね。(ぇ